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もうすぐ沖縄

決算が大詰め、今週は社長はじめ取締役達が集り、決算・配当の承認、そして新役員決定の承認がされるはずだ。そして今月中にすべての税金を払えば THE END。
晴れてゴールデンウィーク明けには沖縄旅行へ出発。
そのために仕事しているんだもんね~。文句言われないよう、最後キッチリ頑張らねば…。

沖縄旅行は今年で6年目、内1年を抜かして毎年ゴールデンウィーク明けに出かけている。料金が安いのが一番の理由だけれど、めちゃくちゃ暑い沖縄の夏につかる勇気もこの年になるとないし、大量の人が浜辺にいると、どうも美しい風景がくずれそうに感じる。

初めての沖縄は「小浜島」。テレビの「ちゅらさん」が始まる前の年だったからか、時期的なものか、ホテルはとても空いていた。ヤマハが経営しているというだけあって、オーディオ関係器具は各部屋に設置されていて、宿泊客1人に対して1本のビデオ貸し出しもやっていた。どういう理由だったかは覚えていないけれど(休みが取れたというだけ?)6泊7日、小浜島1箇所だけの滞在…とかなり贅沢なヴァカンスだった。クーラーボックスにビールやらワインを詰めて浜辺に降り、パラソルの下、グラス片手に本を読む。暑くなったら海に浸かる。子供の頃のようにヤドカリを眺め、砂にふれる。そんな日を3日も続けると、さすがに疲れて(?)4日目は一日浜へは出ずに部屋で過ごすなんていうこともしちゃったりした。
沖縄の海の色だけでなく、まさに満天の星…と言葉にならない空を見たのもこの小浜島だった。夜、浜に出るとホテル客室の明かりも届かず、他に明かりは全くない。その日は月も見えず、ただ無数の星だけが自分を見つめていた。
強烈な印象を与え、下界に戻れそうにないほどの休日を過ごした私は、すっかり沖縄にはまってしまったのだ。

以後6泊7日などというロングステイは叶わぬものの、3泊4日でカヌチャ・水納と毎年場所を変え、昨年は座間味島へ渡った。
昨年の旅行は今までと様子が違った。ちょうど5月連休明け、座間味到着日は、関西方面の中学生か高校生、どちらかわからなかったけれど修学旅行とかち合った。沖縄へ修学旅行なんてちょっと信じられない。体験スキューバなんかもするらしく、最近は贅沢だ。
話はずれたけれど、いつも美しく人の少ない浜にワンサカとスクール水着の学生たちがいたわけだ。しかし午後3時ごろになるとさすが修学旅行、彼ら彼女らは先生に引き連れられ帰っていき、ようやくいつもの沖縄の海を眺めることになった。しばし沖縄到着の余韻に浸るも束の間、妖しいサングラス付ナンパおじさん(ごめんね、Sさん)登場。いろんなやり取りあり、夜は一緒に飲むことになったのさ。この人こそ初めて知り合った島人。
このSさん、那覇市内でバーを経営しているんだけれど、忙しいシーズンだけ島へ助っ人にやって来る(マリンスポーツを楽しませるんだそうな)。どっぷり島人っぽく、人あたりもバー経営者だけあってソフトタッチ。なかなかの中年(!)色男。(だから「いかにも妖しいおじさん」という表現は当たっていると今でも思っている…。)
一緒に飲むことになった居酒屋は、地元の人ばかり集まるところで、Sさんを通じて色々な人と知り合った。あつかましく自宅へも招かれた。沖縄の人と知り合う…なんてこと考えてもいなかったので、かなり不思議な体験だった。
このSさん、帰る日は飛行場まで見送りに来てくれた。
「イチャリバチョーデー」…沖縄に行って会いたい人ができた。
もうすぐ沖縄_d0007757_8453780.jpg

あら!大事な美ら海のこと忘れていた。昨年の座間味。海の中は水族館の水槽の中を泳いでいるような感じ、どこの海より…素晴らしいという前ふれは嘘じゃなかった。水面近くをす~っと滑るように泳ぐさより、指を食われそうなくらいの大きい魚、黄と黒のシマシマ海へび、そしてクマノミやイソギンチャク。私の知るどんな海の中より美しかったと思う。今年訪れる予定の宮古島はそれに「匹敵するものがある!」というから楽しみは一層膨らむ。
もちろん最後の夜は那覇泊、Sさんのバーに行くつもりだ。
by meow-ee-ow | 2005-04-18 08:47 | | Comments(0)