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今年のお題

今年のお題_d0007757_10421716.jpg今週16日はボジョレー解禁日。
全然ウキウキなんてしません。
だって、ボジョレー、好きじゃないもの。
そんなこと、言わない。愛でたい「ワインの会」新年度は、毎年ボジョレー解禁日と決まっている。
今年も、その16日の晩に開催予定で、先週、その試食・試飲会が行われた。
毎年お題が決められ、そのお勉強(飲み会と化している部分も多いが!)と一緒にワインを頂くのだが、今年は<ビオディナミを飲む>だ。
「ビオディナミ(バイオ・ダイナミクス)」とは、「自然派ワイン」のこと。
え?「自然派ワイン」って何?
そう、説明がとても難しい。有機農法とも違うし・・・。私もよくわからない。

私の推測:
「暑い夏だったからワインの出来がいい。」と2000年ごろから毎年言われ、どの年もいいのか?と疑いたくなっている私だが、実は今のビオディナミ農法を実行していないワインは、技術革新によって、その年の気温などに左右されない、比較的、質の安定したものが造られているんだって。同じ銘柄だとあたりはずれがないというのはそういうことだと思うけど、それでは、本来の原産地特有の味わいの意味がなくなってしまう。ワイン本来の味わいって何なの?という問い直しが、このビオティナミ農法の始まりのよう。
で、どんな農法かというと、自然に任せっぱなしというわけでじゃなく、自然が本来備えている力に直接働きかけ、さらにそれを引き出すやり方。(ん?)月の満ち欠けにあわせて土地を耕したり、葡萄を植えたり…。つまり一番適している季節、時期に一番適している作業をするということ。違う言い方をすると、イチゴの季節にイチゴを食べ、桃の季節に桃を食べ、柿の季節に柿を食べるみたいな感じ。それが一番栄養価も高いし、安いし、美味しいということ。
そんな風に、しっかりした葡萄を化学薬品などは使わず、土に住む微生物の力、自然の力を上手く引き出して育て、香り付けの酵母は使わない、清澄剤は使わない、低温処理は必要ない、グリセリンを添加する必要はないワインを作ろうということなんだ。…と思う。

これから勉強するんだから、これくらいでいいでしょうか?
そして、ビオディナミ農法で作られたワインが、そうでないワインに比べて美味しいかどうかも、私にはまだわからない。飲んで、飲んで、勉強するのみです。(^^)



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Commented by suu-life at 2006-11-12 22:03
悲しいことにお酒が全然飲めない私です。
でも若い頃は多少は飲んだんですよ。
車を運転しているから今は飲もうとしていない。何年も・・・
今度はグラスワイン1杯でも頂いてみよう。
Commented by anpanobasan at 2006-11-13 11:45
ワイン通のmeowさんに触発され、ワイン専門店にも時々顔を出してます。
あまり知識がないので、その折々に勧められたワインを楽しんでますが、一緒に頂く料理が一味も二味も美味しくなるのを実感してます。
有難うございますm(#^.^#)m
今回も豊富な知識に(@_@。ビックリ!
洗練されたお料理、こんなお料理で美味しいワイン最高ですね~♪
Commented by meow-ee-ow at 2006-11-15 06:35
>suu-lifeさん
体質に合わないのであれば仕方がないですが、少しでも飲めるなら、
是非、ワインを飲んでください。
お酒を全く飲まない人より、適量飲む人の方が死亡率が低いそうですよ。
って、私は適量ではないですが、お酒は適量なら幸せな気分になれます。
Commented by meow-ee-ow at 2006-11-15 06:39
>anpanobasanさん
そうなんですよね。ワインは、お料理との組合せで、随分と味が違いますよね。
一味も二味も違うと実感されるということは、ワインともよく合っているということ。
お料理研究熱心なanpanobasanさんだから、わかる気がします。
by meow-ee-ow | 2006-11-12 10:50 | お酒 | Comments(4)