2007年 11月 13日
心惹かれるエピソード
この日11月4日は、秋休み終わりの日。娘が学校へ戻らなくてはならない日だった。
長野に住んでいる同じ学校の友達にお願いして、娘も一緒に送ってもらう約束をしていた。
約束時間は、岡谷ICに13時。
ブランチ後、コーヒーを頂いても、まだ少し時間がある。
食べるのが目的の旅で、どこか見学しようなんて気はなかったのだけれど、帰るまでの時間つぶしにと寄った碌山美術館。これが素晴らしかった。
秋をいっぱい纏っているようでいい雰囲気だ。
この素敵な風景を見られただけでもいい感じ・・・と思っていた私だけれど、実は、荻原守衛という人物を取り巻く、いろいろなドラマが隠されていることを後から知る。
もともと予定していなかった美術館行きで、何の下調べもない。
美術館では、経歴や荻原守衛の書簡から、5人兄弟の末っ子だったこと、ロダンの代表作「考える人」に出会って彫刻家になろうと決心したこと、そして新宿中村屋で吐血し、30歳の若さで死んだことくらいはわかった。でもそれだけだ。
後は、漠然と作品を見ることしかできなかった。
そうなのだ。
知らないということがこういうことなのかと、とても残念なのだ。
背景を知っていれば、作品の見え方、見方が随分と違ったのにと残念なのだ。
帰ってきて、彼が愛していた女性といわれる相馬黒光のことを教えられ、作品「デスペア」や「女」の中に秘められたものが、どんなものだったのかと心震える思いがした。
相馬黒光という女
(教えていただいた個人の日記ですが、食い入るように読んでしまった。)
*このアドレス、真似させていただきました。教えてくださってありがとう!
いやいや、もう一度、安曇野に行きたくなりました。
美術館に行って作品を見てみたいし、美味しいパンも食べたいし。(^^)
紅葉の美しい週末は、渋滞覚悟ですけれど。
ちょっと寄り道♪
諏訪湖サービスエリアからは、諏訪湖がキレイに見える。
長野出身の人にダチョウを食べる話は聞いたことがあったけれど、本当だった。
富士山が見えた!
日本人って、本当に富士山好きだよなぁ。
新幹線でも何でも、富士山がキレイに見えると嬉しくなっちゃうの、どうしてだろう?
by meow-ee-ow
| 2007-11-13 23:53
| 旅
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