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ボジョレー・ヌーヴォー解禁!

ボジョレー・ヌーヴォー解禁日は、毎年、ワインの会の新年度でもある。
スタッフが集まり、今年は「イタリアワインを飲む」が1年のテーマだ。
あ~ぁ、何という幸せ♪(昨年度は ビオディナミを飲む だった。)

だって、ビオ、美味しくなかったんだもの。じゃなくて、口に合わなかったんだもの。
極められないまま、ハンズアップしてしまった感もあるけれど、とにもかくにもビオ脱出~♪

というわけで、明日が今年度第1回目の例会である。
(ワインの会自体は90回目の例会を迎える。私、何回から参加してるだろ。2002年ぐらいだったかな。^^?)

新年度の例会は、今年もボジョレー・ヌーヴォーで乾杯。
昨年お勉強した自然派ワイン「フレデリック・コサール・ラパン 2007」。
ボジョレー・ヌーヴォー解禁!_d0007757_161446.jpg「イタリアを飲む」なんだから、ノベッロ(イタリアの新酒)がいい!とゴネタのだけれど却下された!!

「ラパン」という名の畑で、樹齢100年近い葡萄の木から作られている無農薬ワイン。
今年のボジョレーはちょっと・・・と言われる中でも、最高品質!出来も良いみたい。
印象的な兎のラベルは、
畑の名前「LAPIN」が、兎の意味だから。

人気もあり、話題の多いワインです。

兎にも角にも、この乾杯が終われば、お待ちかねイタリアワインの登場である。

ボジョレー・ヌーヴォー解禁!_d0007757_1533332.jpgボジョレー・ヌーヴォー解禁!_d0007757_1512216.jpgベルターニ・レ・ラーヴェ・ベネト・ビアンコ(ヴェネト州)
ぶどう品種/シャルドネ、ガルガーネガ

品名「レ・ラーヴェ」とは「溶岩」の意味で、畑に溶岩が点在していたことに由来。
ほのかな樽の香りと甘い香りがいい。
酸はやや薄め。
しっかりした骨格を感じさせるも、円やかな白ワイン。

ウマニロンキ・レ・ブスケ・マルケ・ビアンコ(マルケ州)
ぶどう品種/ヴェルディッキオ50%、シャルドネ50%

グラスに注ぐだけで、甘いような酸っぱいような香りがたつ。
白ワインはあまり飲まないという人にでも十分満足できる、濃厚な白だ。
今回は、魚介のお料理に合わせるが、肉料理にもあわせられるしっかりもののワイン。

ファルネーゼ・カサーレ・ヴェッキオ・モンテプルチアーノ・ダブルッツオ(アブルッツオ州)
ボジョレー・ヌーヴォー解禁!_d0007757_15372386.jpgぶどう品種/モンテプルチアーノ

ふつう1本の葡萄樹に8房の実をつけるところ、わずか2房に制限して造られるこのワイン。色の濃さも驚くが、栄養の集中した葡萄ならではの香り、凝縮された味わいを楽しめる赤ワイン。
それなら、値段も3倍、4倍するかというと、これが安い。
1,000円代で買えてしまう。

今月のdanchu特集「がぶ飲みワイン」の中にも、載ってました!

サンレオナルド(トレンティーノ・アルト・アディジェ州)
ブドウ品種/カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、メルロー
ボジョレー・ヌーヴォー解禁!_d0007757_1630409.jpg
伝統的なボルドーブレンドのイタリアワイン。
高品質な赤ワインのみを生産するトレンティーノを代表するワイナリー。ぶどうの出来の良くない年には生産は取りやめる。
品質へのこだわりは非常に厳しい。
同じくイタリアのワインル・ペルゴル・トルテの作り手も同じようなことを言っていた。
さすが世界第一位のワイン生産量を誇る国である。って関係ないかもしれないけれど、それだけワインもあるってこと。
いいワインが隠れていそうで、期待大なのだ。

ベルターニ・アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ (ヴェネト)ボジョレー・ヌーヴォー解禁!_d0007757_16404762.jpg
ブドウ品種/コルヴィーナ・ヴェルネーゼ、ロンディネッラ、モリナーラ

長期熟成型で知られる、イタリア最高級ワインのひとつ。
選ばれた葡萄を、3ヶ月という長い時間をかけて陰干しし、ブドウの糖度をゆっくりと上げる特殊な製法で造られる。このとき葡萄の重量は、3分の1になってしまう。通常の赤ワイン1本を造るのには約1kgの葡萄が使われるが、アマローネの場合はその3倍、約3kgの葡萄が必要となる。値段が高くても仕方がない理由である。
その後、30日間かけてアルコール発酵させ、6年間(ヴィンテージによってその年月は異なる)にわたる樽熟成。そしてやっと瓶詰めされるというワインだ。現在流通している最新ヴィンテージは、1999年と言っていたかしら?(確かじゃない!)
何れにしても、長~い年月がかかっているってことです。



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(一番下左)ポルチーニ茸のリゾットが美味。そういえば、今年は牡蠣がない!焼き牡蠣食べたい!

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おまけ (・・・何のオマケだろう?)

我が家の乾燥ポルチーニを使ったリゾットレシピご紹介。 (写真は、他のキノコも入れてます。)
簡単で結構イケル。☆☆☆
ボジョレー・ヌーヴォー解禁!_d0007757_18273314.jpg
<材 料>
米 300g  乾燥ポルチーニ 20g  玉ねぎ 半個  オリーブオイル 大匙3
白ワイン 100cc  ブイヨン 1ℓ  パルミジャーノレジャーノ 大匙2  塩 こしょう

<作り方>
①ポルチーニを水で戻す。戻し汁は使うので漉しておく。
②玉ねぎはみじん切りにする。
③鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎを炒め、さらに米、ポルチーニを炒める。
④白ワインを入れて炒め、ポルチーニの戻し汁、ブイヨンを米が隠れるくらい入れる。
*中火から弱火で煮る。
⑤水分が少なくなってきたらスープを足す。時々木ベラで混ぜる。
*混ぜすぎると粘りがでて、お粥のようになるから注意。
⑥好みの固さになったら、塩こしょうで味を整え、火を止める。
⑦食べる直前に、パルミジャーノレジャーノを加えて混ぜる。


ここまで書くのに、長い長い時間がかかった。(^^;)
by meow-ee-ow | 2007-11-14 22:01 | お酒 | Comments(0)