2007年 11月 14日
ボジョレー・ヌーヴォー解禁!
スタッフが集まり、今年は「イタリアワインを飲む」が1年のテーマだ。
あ~ぁ、何という幸せ♪(昨年度は ビオディナミを飲む だった。)
だって、ビオ、美味しくなかったんだもの。じゃなくて、口に合わなかったんだもの。
極められないまま、ハンズアップしてしまった感もあるけれど、とにもかくにもビオ脱出~♪
というわけで、明日が今年度第1回目の例会である。
(ワインの会自体は90回目の例会を迎える。私、何回から参加してるだろ。2002年ぐらいだったかな。^^?)
新年度の例会は、今年もボジョレー・ヌーヴォーで乾杯。
昨年お勉強した自然派ワイン「フレデリック・コサール・ラパン 2007」。
「イタリアを飲む」なんだから、ノベッロ(イタリアの新酒)がいい!とゴネタのだけれど却下された!!
「ラパン」という名の畑で、樹齢100年近い葡萄の木から作られている無農薬ワイン。
今年のボジョレーはちょっと・・・と言われる中でも、最高品質!出来も良いみたい。
印象的な兎のラベルは、
畑の名前「LAPIN」が、兎の意味だから。
人気もあり、話題の多いワインです。
兎にも角にも、この乾杯が終われば、お待ちかねイタリアワインの登場である。
ベルターニ・レ・ラーヴェ・ベネト・ビアンコ(ヴェネト州)
ぶどう品種/シャルドネ、ガルガーネガ
品名「レ・ラーヴェ」とは「溶岩」の意味で、畑に溶岩が点在していたことに由来。
ほのかな樽の香りと甘い香りがいい。
酸はやや薄め。
しっかりした骨格を感じさせるも、円やかな白ワイン。
ウマニロンキ・レ・ブスケ・マルケ・ビアンコ(マルケ州)
ぶどう品種/ヴェルディッキオ50%、シャルドネ50%
グラスに注ぐだけで、甘いような酸っぱいような香りがたつ。
白ワインはあまり飲まないという人にでも十分満足できる、濃厚な白だ。
今回は、魚介のお料理に合わせるが、肉料理にもあわせられるしっかりもののワイン。
ファルネーゼ・カサーレ・ヴェッキオ・モンテプルチアーノ・ダブルッツオ(アブルッツオ州)
ぶどう品種/モンテプルチアーノ
ふつう1本の葡萄樹に8房の実をつけるところ、わずか2房に制限して造られるこのワイン。色の濃さも驚くが、栄養の集中した葡萄ならではの香り、凝縮された味わいを楽しめる赤ワイン。
それなら、値段も3倍、4倍するかというと、これが安い。
1,000円代で買えてしまう。
今月のdanchu特集「がぶ飲みワイン」の中にも、載ってました!
サンレオナルド(トレンティーノ・アルト・アディジェ州)
ブドウ品種/カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フラン、メルロー
伝統的なボルドーブレンドのイタリアワイン。
高品質な赤ワインのみを生産するトレンティーノを代表するワイナリー。ぶどうの出来の良くない年には生産は取りやめる。
品質へのこだわりは非常に厳しい。
同じくイタリアのワインル・ペルゴル・トルテの作り手も同じようなことを言っていた。
さすが世界第一位のワイン生産量を誇る国である。って関係ないかもしれないけれど、それだけワインもあるってこと。
いいワインが隠れていそうで、期待大なのだ。
ベルターニ・アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ (ヴェネト)
ブドウ品種/コルヴィーナ・ヴェルネーゼ、ロンディネッラ、モリナーラ
長期熟成型で知られる、イタリア最高級ワインのひとつ。
選ばれた葡萄を、3ヶ月という長い時間をかけて陰干しし、ブドウの糖度をゆっくりと上げる特殊な製法で造られる。このとき葡萄の重量は、3分の1になってしまう。通常の赤ワイン1本を造るのには約1kgの葡萄が使われるが、アマローネの場合はその3倍、約3kgの葡萄が必要となる。値段が高くても仕方がない理由である。
その後、30日間かけてアルコール発酵させ、6年間(ヴィンテージによってその年月は異なる)にわたる樽熟成。そしてやっと瓶詰めされるというワインだ。現在流通している最新ヴィンテージは、1999年と言っていたかしら?(確かじゃない!)
何れにしても、長~い年月がかかっているってことです。
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おまけ (・・・何のオマケだろう?)
我が家の乾燥ポルチーニを使ったリゾットレシピご紹介。 (写真は、他のキノコも入れてます。)
簡単で結構イケル。☆☆☆
米 300g 乾燥ポルチーニ 20g 玉ねぎ 半個 オリーブオイル 大匙3
白ワイン 100cc ブイヨン 1ℓ パルミジャーノレジャーノ 大匙2 塩 こしょう
<作り方>
①ポルチーニを水で戻す。戻し汁は使うので漉しておく。
②玉ねぎはみじん切りにする。
③鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎを炒め、さらに米、ポルチーニを炒める。
④白ワインを入れて炒め、ポルチーニの戻し汁、ブイヨンを米が隠れるくらい入れる。
*中火から弱火で煮る。
⑤水分が少なくなってきたらスープを足す。時々木ベラで混ぜる。
*混ぜすぎると粘りがでて、お粥のようになるから注意。
⑥好みの固さになったら、塩こしょうで味を整え、火を止める。
⑦食べる直前に、パルミジャーノレジャーノを加えて混ぜる。
ここまで書くのに、長い長い時間がかかった。(^^;)
by meow-ee-ow
| 2007-11-14 22:01
| お酒
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