2005年 11月 20日
日帰り旅行 <第一部 袋田の滝>
バスに乗れば、連れて行ってくれるのがバス旅行だが、現地まで2度のトイレ休憩をはさんで3時間。飛行機に乗れば沖縄まで行けると、バスに乗り込んだらバスガイドさんの説明も聞かずに寝る体勢だ。休日までド早起きはしんどいよ~。
ふと気がつくと、窓外は、美しい水の流れる川と規則正しく区切られた田畑。のどかな田園風景が広がっていた。
今日訪れた「袋田の滝」は、大子(ダイゴ)町という西側が栃木県、北側が福島県という茨城県の一番北に位置する町にある。この辺りは、お茶をはじめ、奥久慈の自然で育つしゃも、りんご、こんにゃく、湯葉など多くの特産品があり、中でもコンニャクイモの栽培が盛んだと言っていたが、これには大変な時間と手間がかかっていた。まずイモ種を春、畑に植え、秋になると掘り起こし、わらに包み納屋で冬を越し、春が来たらまた、前の年とは違う畑に植える。また秋になると掘り起こし…と3度違う畑に植え替えて出来上がる。1年目は冬みかんの大きさ、2年目はりんご大、3年目になってやっとあのかぼちゃ大に成長するそうだ。
休日は混んでいるだろうと予想されたが、順調に進み、時間通り10時半に到着。見学のために30分の自由行動。「袋田の滝」へ着く前には、様々な売店が並び、誘惑が多いから先ずは見学を!と最初に注意を受けたが、昼食の豆腐食べ放題に備えて軽食で済ませた朝食のお陰で、お腹の虫はご機嫌がいい。それでも、食い気に走るまいと滝下まで。
ドドド・・・ッと水音響くイメージでいたけど、
11月は5日ほどしか雨が降っていないこと
もあり、静かなもの。轟々と流れ落ちる様子や、冬に凍りつく滝を想像しながら佇むが、厳しい冬を思わせる冷たい風と見物人の多さで、長居はできない。わずかに残った紅葉を眺めながら、一通りグルリと見学を済ませて戻る。
食べちゃダメよ!豆腐食べ放題が待っている。
里芋とこんにゃくを串にさして、甘い味噌をつけて焼いている。隣は久慈川で獲れる鮎の塩焼き。
酷な風景なのだ。
1本なら大丈夫。
そう1本なら大丈夫なんだけれど、寒い寒いといいながら、ビールを飲んでしまった!
熱燗なら良かったんだけど!
(そういう問題じゃないデス・・・)
by meow-ee-ow
| 2005-11-20 23:30
| 旅
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