2009年 06月 12日
胃袋を掴まれる
場末のスナック、ラーメン屋、焼き鳥屋に並んでフレンチ。
一体どうしてこんな場所でやっているのだろうと思うほど、シェフの作るお料理は本格的で繊細だ。ギリシャ風野菜のマリネは、絶妙な塩加減でいくらでも食べられてしまいそうだし、肉料理に関しては、火の入れ具合が完璧だ。素材の味を最大限に引き出すことを考えているとおっしゃるだけあって、どの食材も生き生きして見える。
初めて店に連れて行ってもらったのは、ちょうど一ヶ月半ほど前のこと。
「フレンチは、バターと生クリームって感じで苦手。」と言ったのをきっかけにシェフとは話が弾んだ。絶対的な自信を持ってフレンチを語るシェフの目はキラキラと輝いていて、フレンチをこよなく愛していることが伝わってきた。出される料理は、その言葉通り正統派。ハーブ使いや火加減、料理センスに脱帽する。また料理に合わせて選んでくれるワインも、なるほど納得のセレクト。
それならと、先日はワイン好きを集めてワイン会を開催した。
先にワインリストをお知らせして料理を作っていただいたのだ。
泡1本にオリヴィエ・ルフレーヴの白3本(シャサーニュ・ピュリニー・ムルソー)、エシェゾー、シャトー・ドゥアール・ミロン・ロートシルト2003、そして88年のマルゴー。
これだけのワインを持ち寄ったのに、この日私たちは、お料理に走ってしまったのである。
たこ、こち、野菜、3種のマリネに、ムール貝のマリニエール、前菜盛り合わせに新玉ねぎのロティ。メインは羊の煮込みとうずら。
初めこそ写真はあるものの、メインの時には食べることに専念。というより夢中。写真なし。
やっぱりブロガー失格です。(泣)
それにしても・・・
ビストロというにはもったいな過ぎる。是非フルコースを作ってもらいたくなる腕に、やっぱりなぜこの場所なの?と思ってしまうのである。
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お店の情報:
伊仏食堂「伊太楼」
千葉県柏市豊四季198-38
TEL.04-7146-8588
営業時間 : 18:00~23:00(L.O.22:30)
日曜休(臨時休業あり)
4名席×3、カウンター5席の小さな店。また臨時休業ありということなので、先に電話をしてから行った方がベター。
冷製
温製
オードブル盛り合わせ 1,000円~
新玉ねぎのロティ
仔羊のハンバーグ
エスカルゴのコロッケ
ブロッコリーのペンネ
いやいや完全に一目惚れ。
シェフにじゃないよ。お料理に♪
どれもとても美味しい☆☆☆
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くぅ。
at 2009-06-15 11:19
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絶対に食いに行く!!! ぞ!・・・・
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meow-ee-ow at 2009-06-15 17:00
是非是非。絶対気に入ると思います。
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Ben
at 2009-06-16 10:49
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きっときちんとフランス料理の勉強をされたんでしょうけど、作られるその料理の佇まいは「和」を思わせる美しさと優しさがありますね。
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meow-ee-ow at 2009-06-16 12:52
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at 2010-03-19 01:21
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by meow-ee-ow
| 2009-06-12 07:23
| 食べる
|
Comments(5)